お米・ごはんに関する「え、そうなの」とか「なるほど!」といった、知っているようで、意外と知られていない情報を紹介します。
「加賀百万石」などと言われたように、かつては主に米の収穫量(石高)がその領地の広さ・経済力を表していました。この「石」、実は容積の単位です。「石」より小さな単位に「斗」「升」「合」などがありますが、今でも、「一斗樽」「一升桝」「一合徳利」などの容器はおなじみですよね。今お米を炊くときに一番身近な単位は「合」ですが、「1石」は「1合」の1000倍、重さに換算すると約150キロ。現在日本人は1人あたり年間約60キロのお米を食べていますから、「1石」といえば約2.5人分の消費量にあたります。
「合」「升」などの単位の起源は2000年前の中国にさかのぼります。日本での最古の記録は701年に制定された大宝律令にあります。さて、こうして単位としての決まりはできたのですが、肝心の1升の量自体が地域によってバラバラになるという問題が生まれました。年貢米を少しでも多くとりたい権力者側の都合で、1升桝が「ますます」大きくなったというわけです。そこで、江戸時代の初期、1669年に、1升桝の容積が全国的に統一されました。このときの基準が現在でも変らず使われています。
参考資料「ライスQ&A(17)」(JA全中)
  ホームページに掲載の文章・記事・写真・図表などの無断転載を禁止します。
著作権はJA全農ひろしままたはその情報提供者に帰属します。
Copyright (C) 2003 JA Zen-Noh Hiroshima All rights reserved.