普通の稲より丈が高く、倒れやすい酒米。酒米のすぐれた産地になるためには、立地や気象条件に恵まれることに加えて、このむずかしい栽培に積極的にチャレンジする生産者の意欲や生産者同士のチームワークといった「人のチカラ」が必要不可欠です。
その点、広島の酒米の生産者は、誰にも負けない酒米づくりへの情熱の持ち主ぞろい。その高い意欲と古くから受け継がれてきた酒米づくりの伝統への誇りを財産に、常に生産技術に磨きをかけています。
 
  酒造メーカー、さらには消費者の様々なニーズに応えるためには、産地として高度な技術を共有し、品質の向上をめざす全体的なレベルアップが必要です。そこで、広島県では、地域ごとにリーダーを育成し、生産集団を組織化。産地を団地化することで、団結して土づくりから収穫まで取り組み、全体の品質の均一化を図っています。また、研修会や懇談会なども定期的に開催し、技術の向上の場、さらには情報交換・交流の場として、酒米生産者の仲間づくりもすすめています。
 
  広島の酒米づくりでは、産地の特性を活かし、その地域の条件に一番マッチする品種を栽培する適地適作を徹底しています。品質を重視した栽培方法に取り組んでいるため、天候の変動などによるバラツキも少なく、安定供給が可能です。また、酒造関係者の需要を予め把握し、確実に応えられるような生産目標を設定。品種ごとに、計画的な生産を行っています。
 

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